ゼナ・マーシャル(Zena Marshall、1926年1月1日 -2009年7月10日 )は、イギリスの女優。ジーナ・マーシャルと表記されることもある。
ケニア、ナイロビで生まれる。母はフランス出身。父が亡くなり、母がレスターシャの地主と再婚したので、若き日をそこで過ごす。王立演劇学校で学び、第二次世界大戦中はエンターテイメンツ・ナショナル・サービス・アソシエーション(ENSA)で働く[1]。
1945年公開の『シーザーとクレオパトラ』[2]で、エキストラとして映画初出演(クレジットはされず)。その後、多くの映画に脇役として出演した後、1950年の "Soho Conspiracy" と "Dark Interval" では主演を果たす。1962年、『007 ドクター・ノオ』に、敵側に通じる中国系女性役[3]で出演。1965年には、『素晴らしきヒコーキ野郎』[4]にも出演する。その他、『秘密諜報員ジョン・ドレイク』などのテレビシリーズにもゲスト出演している。
私生活では、ユーゴスラビアのアレクサンダル王子に求愛されたり、アルゼンチンのペロン大統領と夕食を共にしたりしたこともある。1947年にバンド・リーダーのポール・アダムと結婚したが、しばらく後に離婚し、二度目の結婚も短かった[1]。1991年、映画プロデューサーのアイヴァン・フォクスウェルと結婚。2002年に死別[5]。
主な出演作品[]
- 恋の人魚 Miranda (1948)
- 三十六時間 The Lost People (1949)
- 暁の出航 Morning Departure (1950)
- 007 ドクター・ノオ Dr. No (1962)
- 素晴らしきヒコーキ野郎 Those Magnificent Men in Their Flying Machines (1965)
注[]
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外部リンク[]
- Zena Marshall at the Internet Movie Database (英語)
fi:Zena Marshall nl:Zena Marshall pt:Zena Marshall sv:Zena Marshall