- "私だったんだよ、ジェームズ。君を苦しめ続けてきたのは"
- ― フランツ・オーベルハウザー
フランツ・オーベルハウザー、別名エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドは『007 スペクター』の悪役で、国際的な犯罪組織『スペクター』のボス。
ハンス・オーベルハウザーとトルーディ・ブロフェルドの息子で、ボンドの義理の兄。父親のハンスとともに雪崩の事故で死亡したと思われていたが、裏では犯罪組織『スペクター』のボスとなっていた。 自身が養子としてやってきたボンドのことをカッコウに例え、そのボンドにも愛情を注ぐ父親を事故に見せかけて殺害、自身も偽装死した。国際的な犯罪組織、スペクターの首領で、「カジノ・ロワイヤル」、「慰めの報酬」、「スカイフォール」の悪役を陰で操っていた。
映画『007 スペクター』[]
2015年の映画『007 スペクター』では、ブロフェルド率いる『スペクター』の英国政府の手先マックス・デンビーが『ナイン・アイズ計画』を進め、重要9か国の機密情報を手に入れようともくろんでいた。
映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』[]
2021年の映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、かつて巨大組織「スペクター」を束ねていた元首領となっている。身柄は現在MI6の管理下に置かれ、刑務所に収容されているが、義眼によってスペクター組織との接触を保っている。スペクターの傘下であるミスター・ホワイト(マーガレットの父)によって父と母を殺された本作の悪役リューツィファー・サフィンの策略によって、面会に現れたマーガレットへナノマシンを仕込み暗殺される。
登場作品[]
- 007 スペクター
- 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ