- "私が資金係よ(I'm the money.)"
- ― ヴェスパー
ヴェスパー・リンドは007シリーズの登場人物。
人物[]
原作小説[]
映画(2006)[]
背景[]
ヴェスパーは、FATF(日本では『マネーロンダリングに関する金融活動作業部隊』と訳される)の連絡員で、映画『007 カジノ・ロワイヤル』のボンドガール。 カジノ・ロワイヤルにおける任務の際に資金係としてボンドに同行する。また、彼女はテロ組織『クウォンタム』に所属する二重スパイでもある。
『クウォンタム』とのつながり[]
ヴェスパーにはユセフ・カビラという名の愛人がいて、クウォンタムは彼を人質にして彼女を利用し、ル・シッフルのポーカーゲームでボンドが負けるように仕組もうとしていた。
しかしそれが失敗すると、クウォンタムはミスター・ホワイトを送り込んでル・シッフルを殺害したのち、ボンドと恋に落ちたヴェスパーと取引をした。そしてヴェスパーは、ボンドの命を守るために、事件が収まったのち、ポーカーで勝った金をクウォンタムに引き渡し、そのまま入水自殺した。
死後[]
カジノ・ロワイヤルの次作『007 慰めの報酬』では、ボンドは引き続き『クウォンタム』を追い、Mrホワイトの尋問シーンでヴェスパーの名前が挙がる。また、『007 スペクター』では、オープニング・ムービーにカジノ・ロワイヤルでのヴェスパーの映像が登場したり、ブロフェルドとの会話で名前が挙がるなどしている。
登場作品[]
- 007 カジノ・ロワイヤル
- 007 慰めの報酬(言及のみ)
- 007 スペクター(オープニングムービーと言及のみ)